主訴
歩行中に右腰が痛くなって困ってしまった。
ほかの整骨院に行ったけどあまり変わらず、側弯症も病院では治りづらいといわれたためどうすればいいかわからないくなってしまった。
施術内容と経過
痛みは歩行中だけ出る。
実際に歩いてもらったときに右側に体が傾き負担をかけて歩いている様子がありまいした。
初回施術(発症初期)
右股関節内外旋の可動域制限あり。
歩行中も右に傾いて歩いており、右側部よりも右肩関節が外側に偏位していました。
右股関節の可動域改善と体幹可動域改善のため背中、腰、股関節の筋膜リリースを行いました。
施術後立位アライメントが改善し、歩行中の傾きも減った。
今回の歩行の崩れが長期間あったと聴取できたため、筋肉痛や疲労が起こると考え施術後は水分をよくとるように指導しました。
2回目の施術:1週間後
初回施術後の足の運びはよくなったが2・3日でまた元に戻ってきた様子。
右腰の痛みは減ってきたが、今度は左腰がつかれる感じがあった。
もともと左腰が痛いことがあったので左右の腰から股関節まで施術することで効果があると判断して手技療法を継続(筋膜リリース)
左腰をかばって右腰に痛みが出た可能性もあるため、左右の腰回り、股関節周りのストレッチを伝えた。
3回目の施術:2週間後
右腰の痛みは2回目より少し軽減。
初回の痛みを10としたら5くらいまで改善しました。
来院時に歩いてもらった時も体幹の傾きはあるが足はしっかりと前に出ているため改善傾向。
代わりに左腰が痛みが出ることがあったとのことで優先順位を変更。
症状改善傾向のため体幹トレーニングも伝えました。
4回目の施術:3週間後
右腰の痛みはなくなった。
ただ、もともとの左腰の痛みが出てきた。
左中殿筋、大殿筋の筋力低下もあるため左片脚立位ができる必要があると判断。
左右の腰、股関節と左足部まで筋膜リリースを行った。
側弯症の湾曲は改善が乏しいと考えるが、可動域は必要なため、体幹のストレッチを継続するよう伝えた。現在の背骨の状態を支えるために体幹と左中殿筋、大殿筋の筋力向上も必要。
側弯症により背骨が歪んでいるため通常の体幹トレーニングでは腹筋に力が入っていなかった。本人に合わせた体幹トレーニングを指導し、左腰の痛み改善と現在の体幹の機能を維持するように伝えた。
考察
今回は、寝ているときの痛みと手を上げたときの痛みの原因を別に考えました。





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